1.私の作成環境
まず...
何が必要かというとWindows95又は98が問題なく動作するパソコンが必要です
また、パソコンに録画(キャプチャーと言います)するには、通称キャプチャーカード
と言われる拡張ボードが必要となります。
私が使用しているキャプチャーカードは、メルコ製 MEG-VC1です。
あと、VideoCD作成に必要なものは...当然CD−Rドライブですね
これがないと、せっかくキャプチャーしても、CD化できません。
私は、TEAC製 CD−R58Sを使用してます。
通常、CD−Rドライブを使用するにはSCSIカードが必要になります。
私は、アダプテック製 AHA−2940AUを使用しています。
これは、SCSI機器と呼ばれるものを接続するのみ必要なもので、
主にCD−R、DVD−RAM、イメージスキャナー等が接続対象。
SCSIカードを使用すると安定したデータ転送が行えるので、CD−R購入時
は、是非SCSI接続のものを購入した方がいいと思います。
メルコ製 MEG-VC1とは?
ビデオ機器で録画した内容をMPEG1と呼ばれるデータ圧縮規格でパソコン
のハードディスク内に動画データとして取り込むことができる
MPEGビデオキャプチャーボードです。
もちろん、取り込まれたデータは、メディアプレーヤー等で再生することが
できます。
また、編集ソフトが標準で添付されているのがうれしいところです。
MEG-VC1は、MPEG1圧縮をパソコンのCPUを使用せず、ボード上で動画
音声共に同時に圧縮してしまうハードウエアエンコードを採用している
ので、パソコンの負荷が少なくてすむのが大きな特徴になります。
実売価格は、3万8千円前後だと思います。
TEAC製 CD−R58Sとは?
CDを作成する機器です。
CD−Rメディア(何もかかれていないCD)に、データを書き込んでCDを
自作することができるモノです。
通常、1回しか書き込みできません(追加で書き込むことはできます)
あと、CD−RWというものもあります。これは、CD−Rと違ってデータの削除後
再書き込みが可能なCDメディアです。
私が持っているCD−R58Sは、CD−R、CD−RW両方に対応しています。
で、動作可能環境は?
取扱説明書には、色々難しいことが書いてありますが、以下の最低環境のパソコン
であれば問題無く動作すると思います。
つまり、ペンチアム120MHz以上でメモリが32MBあればOKと言うことです。
ただし、MEG−VC1の説明書に次の記載がありましたので、
パソコン本体のメーカーに問い合わせた方がいいと思います。
「DOS/V (OADG仕様)PCIバス(Rev2.1以降)を搭載した機種」
(最低スペックは、キャプチャーガード(メルコ MEG-VC1の説明書より引用)
項目 | 私の環境 | 最低環境 | 備考 |
対応OS | Windows98 | Windows95 | 98、95共に動作OK |
CPU | Intel Pentium II 400MHz | Intel Pentium 120MHz | 120MHz以上でOK |
ハードディスク | 合計14GB | ||
VGA | RIVA128 AGP | DirectDraw対応 | |
画面解像度 | 1024x768 | 640x480 | |
色数 | High Color | 256色 | |
メモリ | 128MB | 32MB |
絶対に必要な物
それは、ハードディスクの空き容量です。
VicdoCDは、MPEG1圧縮を行っているとはいえ、1時間のデータで
600MB前後のデータ量となります。
ということは、編集、変換(後記)を行うときにはもっと空き容量が
必要となります。
私の場合は、VideoCD作業用に4GB常時空けています。
1時間のCDを作成するには、最低でも1.5GB
の空き容量が必要になると思います。