俺は、おばか・・・

昼過ぎから雨が降り始めた
雷をともなった夕立のような雨でかなり激しく降っている

退社時に雨が降っていると当然困ってしまう
なぜなら、俺は自転車で通勤している
別に健康に良いからと言うわけでは無い
単純に公共の交通手段を使うよりも早く会社に到着できるからだ

激しかった雨は、3時頃にはほぼ小降りになったようだ
この隙に、氷っす!はフレックス帰ってしまった
彼の通勤手段はバイクだ・・・まぁ今考えれば賢明な選択だろう・・
しかし、俺はこの時点で氷っす!が帰宅したのに気がついていない

そして、4時頃すざましい勢いで雨が降ってきた
S主任(当小話集に登場する人物)がこの雨の中を別の部署から戻ってきたようだ。
当然ずぶぬれである
愛情はすごいが愚かな行動を取ったものだ・・・

その時に俺は気がつく、氷っす!の姿が見えない!
氷っす!のヤツ帰りやがった・・・
実に良いタイミングで帰宅したな・・・
俺は残業なのに・・・なんかむかつく(笑)

そこで、氷っす!と一緒に仕事をしている
派遣社員のお姉さんにこの気持ち(?)を
社内のメッセンジャーソフトでメッセージを送った。

熱ちぃっ!「氷っす!のヤツうまく帰ったな・・・くそ〜なんかむかついてきたぞ(笑)」

返信はこうであった

お姉さん「大丈夫!雨は止む!!!!

姉さん傘もってきて無い、雨はイヤだなぁ〜と言っていた
帰宅時に都合良く止んでくれるのか?
俺はあきらめで電車で帰るつもりなのに・・・
とりあえず、こう返信する

熱ちぃっ!「そ、そうなの?」
お姉さん「決まってるでしょ!」

なに!何故そんなに自信があるんだ?
自分が帰るときには雨は止むのか?
止まなかったらどうするつもりだろうか・・・

熱ちぃっ!「き、決まっているのですか・・・もし?止まなかったら?」

お姉さん「ばかだねー、雨はいつか止むものなんだよ

くそ〜〜〜〜〜!!!
関係無いけど銀河鉄道999のエピソードを思い出したのは何故?

しかもお姉さん帰宅時にまんまと雨止んでいるし
以下は、お姉さん帰宅直前のリアル会話

熱ちぃっ!「雨止んだね・・・・」
お姉さん「ふっふっふ」

なんか、むきゃくちゃ悔しいんですけど!


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