思わず・・・銀英伝

今日は、休日出勤。
仕事の関係で工場が稼働している時は、まぁしょうがない
給料分は仕事をしないとね

今回は、休日なのに関わらず、工場に流れている製品の
ソフトを書き換えるという話だ。
納期が迫っているのに、ソフトの完成が遅れまくっているらしい
まぁいつものことだが・・・

ソフトを変更すると俺が担当している検査装置で不具合が発生する
可能性がでてくる。
万一に備えて、工場待機が今回の任務。

何事も無ければ、1日ボ〜っとしているだけで、何もすることがない

工場に到着後、主任の自宅に連絡する。
主任には俺が担当している検査装置のソフト変更は出来ない。
したがって、俺1人で事が足りるということで、出社していない

一応、予定を連絡し、指示をあおいだ。
うう、やはり会社は楽はさせてもらえない・・・
よけいな仕事が増えてしまった・・・
給料分は働けってことだな

主任「これから、プールに行ってちょっと運動してくるから」
 俺「おお!健康的な休日ですねぇ」
主任「そうだろう。昼過ぎにまた連絡する〜」
 俺「うい、了解!」

俺は仕事に入った。
お昼ご飯を食べて、昼休みが終わった直後に主任から連絡が入る

主任「どうだった?」
あれこれ仕事の内容の報告した
またしても、よけいな仕事が増える
給料分以上に働かせるつもりか?

主任「ああ、運動したからヘロヘロだぁ 一眠りするから」
 俺「お疲れですねぇ」
主任「また、3頃連絡する」
 俺「うい、了解」

2時頃、トラブルが発生し、いきなり忙しくなる
その対応と本来の仕事をやっているうちに
もう時刻は、4時を過ぎている・・・
あれ?連絡がないな・・・まだ寝ているのか?
まぁ休日だからなぁしょうがないか・・・
突然だが、ふと、頭に銀河英雄伝説のセリフがよぎる

「ロボス元帥は昼寝中です」
「要望はご起床後にお伝えします」

あぅぁ、上司の昼寝中に一生懸命仕事していた・・・

とりあえず、電話してみる。
なかなか電話に出ない・・・
どうやらまだ寝ているらしい

主任「もひもひ〜 で、なんだったけ?」
やはり寝ていたらしい・・・

本来は休みの日だし、別に頭に来たわけじゃないが
ちょっと寂しい気持ちがした休日出勤だった

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